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おおつか耳鼻咽喉科クリニック
平成15年11月17日OPEN
東京都大田区下丸子3-17-8
TEL:03-3750-9123

院長:大塚 弘一  福井医科大学卒業


私は2003年11月17日に東京都大田区下丸子にて耳鼻咽喉科医院を開院させていただきました大塚弘一と申します。
平成2年に信州大学耳鼻咽喉科学教室に入局し、その後は大学の関連病院を経て平成12年より千葉県柏市にある名戸ヶ谷病院に勤務しておりました。

開業について漠然と考え始めたのは大学卒業時にどの科に入局するかを考えていた時期で、耳鼻咽喉科に入局を決めたのも将来の開業まで視野にいれていたからです。
私自身が小児期より鼻炎で、自宅近くの開業医の先生のところに通院していたため、開業のイメージはついていましたが、 まだまだ具体的に開業に向けて動くまでには至っていませんでした。

実際に開業を決意したのは平成13年の末頃であったと記憶しています。
開業をしようと決意したものの、では実際どのようにすればよいかはわからず、まずは開業の協力者を探すことから始めようと思いました。
開業のコンサルタントをインターネットや医事新報などの医学雑誌などを頼りに探していきました。
この頃からコンサルタントに会ったり、セミナーを受けたりしてどのようにすれば開業できるかを勉強しました。
10数社の開業コンサルタントの方と会って話を聞き幾つかのテナントを紹介されましたが、果たしてこれらのテナントで開業して盛業できるか疑問をもちました。
全てではありませんが多くの開業コンサルタントは不動産業者などと同じで、1件の開業の手続きなどは代行してくれますが、 手続きを代行するだけで盛業する保証までは得られません。

こうした状況のなかで司工業営業の碇さんと出会いました。
非常に低姿勢でおとなしく見える反面、その知識量の豊富さには驚かされました。
どの地域にはどんな医療機関があるかなど、他のコンサルタントの方はあまり知らないことを熟知していました。
2度目に高円寺の物件を見に行ったときに彼の目つきが変わったのは印象に残っています。
高円寺駅周辺を歩きながら、トラフィックジェネレーターとそれらを結ぶ動線、主動線、回遊動線を割り出し、高円寺の医院を実地調査していきました。
机上で調査を行うだけのコンサルタントは多いのですが、碇さんは丹念に自分の足で歩いて実地調査をして、立地条件を巧みに計算していました。
他のコンサルタントにはない大きな力を感じ、彼についていけば間違いないと感じたのもこの時でした。

私が開業するにあたりまず困ったのはどこに開業するかでした。
東京、神奈川、千葉、埼玉、その他どこでも構わないという、漠然とした見通ししかもっていなかったため、 かえって範囲が広すぎて絞り込むことができませんでした。
この点は他のコンサルタントに聞いてみましたが、開業地ぐらいはご自分で決めてくださいと言われてしまいました。
碇さんから大体の候補地は提示していただきましたが、納得のいくまで選ぼうと思い、医籍総覧の情報をドクターマップに書き込んで候補地を幾つかに絞りました。
その後テナント探しに専念したのですが、広い南関東でもここなら成功すると感じたテナントは意外と少なかったです。
実際の物件は100件ほど見てさらに周辺の土地の実地調査をするのはかなりの労力が必要でした。そしてようやく大田区下丸子にテナントが見つかりました。
最初に元銀行のテナントがあったのですが、躊躇している間に歯科医院に契約されてしまいました。

その後の下丸子周辺を候補に入れて考えていたところ現在の物件が見つかりました。
開業物件が決まってからは精神的には楽になりましたが、肉体的にはかなり多忙になりました。
資金の調達や各種手続き、内装の打ち合わせ、職員の募集や医療器機の手配などやることが思ったよりも沢山あり、 これで本当にオープンに間に合うのかと思ったほどです。

しかしさすがに経験豊富な司工業さんだけあって、不思議なことにぎりぎりではありますが、新規開業に間に合いました。
開業初日には66人の患者さんが訪れまして、これでやっていけると確信しました。その後もほぼ順調に増えていますが、 135人来院した次の日にはその半分以下となってしまったりとまだ安定はしていません。

開業後暫くして気付いたことがありました。インターネットの掲示板で当院のことが書き込まれていたのですが、 美容院のような奇麗なクリニックであるとか、診察室までベビーカーで行けるので便利であるとかの意見があったのです。
内装の打ち合わせのときには、このような話は出てこなかったのですが、 設計士の熊谷さん達の描いた精密な図面の裏には医院の空間を最大限に生かす技が隠されていたのです。
何分にも初めて開業でもあり、準備が行き届かず最初は苦労しましたが、開院して6ヶ月経過しようやく慣れてきたところです。
これからさらに充実した医療を提供するように心がけていきたいと思います。